月 読
月夜のまちライブラリー
1、月を知る本
月天心
月虹
十六夜
十三夜
無月
臥待月
密月
月待
朧月夜
志賀勝 『人は月に生かされている』中公文庫 月詠庵 嶽林寺 cornett
志賀勝 『月の誘惑』 はまの出版 月詠庵 嶽林寺
志賀勝 『月的生活』 新曜社 月詠庵 嶽林寺
志賀勝 『月曼荼羅』 月と太陽の暦制作室 月詠庵 嶽林寺 cornett
佐伯和人 『月はすごい』 中公新書 月詠庵
佐伯和人 『月はぼくらの宇宙港』新日本出版社 月詠庵
佐伯和人 『世界はなぜ月をめざすのか』講談社ブルーバックス
寺薗淳也 『夜ふかしするほど面白い 月の話』PHP文庫 月詠庵
竹内均編 『月の不可思議』 同文書院 月詠庵 嶽林寺 cornett
久城育夫/武田宏/水谷仁編『月の科学』岩波書店
P・D・スピューディス『月の科学』シュプリンガーフェアラーク東京
苧坂良二『地平の月はなぜ大きいか』講談社ブルーバックス 月詠庵 嶽林寺
三浦茂久『古代日本の月信仰と再生思想』作品社 月詠庵 嶽林寺
戸矢 学 『ツクヨミ 秘された神』 河出文庫 月詠庵 嶽林寺
A・L・リーバー 『月の魔力 普及版』 東京書籍 月詠庵 嶽林寺
ヨハンナ・パウンガー/トーマス・ポッペ 『月の癒し』飛鳥新社 月詠庵 嶽林寺
アルフレド・ロペス=アウスティン『月のうさぎ』文化科学高等研究院
ニール・F・カミンズ『もしも月がなかったら』東京書籍 月詠庵 嶽林寺 cornett
ニール・F・カミンズ『もしも月が2つあったなら』東京書籍 嶽林寺
中野 純 『図解「月夜」の楽しみかた24』講談社+α文庫 月詠庵
『理科年表』
2、月の写真集
有明月
孤月
二十三夜
3、月のものがたり
花鳥風月
雪月花
世界の文化を比較しても、月ほど日本文化の特徴を際立たせているものはありません。
月読
下弦の月
初月
眉月
梅月
立待月
月の雫
弓張月
阪倉篤義校訂『竹取物語』岩波文庫
月詠庵
角川書店編 ビギナーズクラシックス 日本の古典『竹取物語』角川ソフィア文庫
月詠庵
川端康成 『現代語訳 竹取物語』 新潮文庫
月詠庵
川端康成【現代語訳】・ドナルド・キーン【英訳】・宮田雅之【切り絵】
原 國人 『物語のいでき始めのおや ー「竹取物語」入門』新典社 月詠庵
伊藤清司『かぐや姫の誕生 古代説話の起源』講談社現代新書 月詠庵
梅沢恵美子『竹取物語と中将姫伝説』三一書房 1998
梅山秀行『かぐや姫の光と影 物語の初めに隠されたこと』人文書院 月詠庵
高橋宣勝『語られざるかぐやひめ 昔話と竹取物語』大修館書店 月詠庵
関裕二 『古代史で読みとくかぐや姫の謎』祥伝社黄金文庫 月詠庵
三橋健 『かぐや姫の罪 誰も知らない「竹取物語」の真実』新人物文庫 月詠庵
小泉 芳孝『竹取物語の作者・空海が「かぐや姫」に隠し込んだこの国の巨大秘密』ヒカルランド
渡辺 秀夫『かぐや姫と浦島 物語文学の誕生と神仙ワールド』 塙選書123
柳田國男『昔話と文学』角川ソフィア文庫 (「竹取翁」など収録) 月詠庵
関根賢司『竹取物語論 神話/系譜学』の中で紹介されている「竹取物語」に関する他の研究書
・多田一臣『古代文学表現史論』東京大学出版会 定価6720円
・古橋信孝編『言葉の古代生活誌』河出書房新社 定価2100円
・吉田修作『ことばの呪性と生成 ー混沌からの声ー』おうふう 定価3873円
・保坂達雄『神と巫女の古代伝承論』岩田書院 定価15540円
・奥津春雄『竹取物語の研究 ー達成と変容ー』翰林書房 定価26000円
・小嶋菜温子『源氏物語批評』 有精堂 定価9064円
・村井 紀 『反折口信夫論』作品社 定価3150円
関根賢司『物語空間 ことばたちの森へ』桜楓社
関根賢司『物語史への試み 語り・話型・表現』桜楓社
高橋宣勝『語られざるかぐやひめ』大修館書店
「國文学」第38巻4号 「竹取物語 フィクションの誕生」學燈社 月詠庵
竹取物語の作者として名前の上がってる人物(関根賢司『竹取物語論 神話/系譜学』より)
(A)、源順説(小山伯鳳・武田宗俊)
(B)、源融説(五十嵐政雄・吉川理吉)
(C)、遍昭説(岡一男・神田秀夫・鬼束隆昭)
(D)、紀長谷雄説(三谷邦明・三谷栄一)
(E)、反天武帝側の人物、大友皇子の一族かその縁者、僧侶階級か学者(三谷栄一)
(F)、忌部氏(新井義雄)、斎部氏関係の一族(塚原鉄雄)
(G)、漆部のながれをひく人物(阪倉篤義)
(H)、賀茂氏・賀茂峯雄(原国人)
( I )、春澄義縄説
(J )、石ノ上ノ文麻呂説(加藤道夫)
(K)、くらもちの皇子説
他に空海説など
シラノ・ド・ベルジュラック『日月両世界旅行記』岩波文庫 月詠庵
ヘンリー・ソロー『月下の自然 夜の散歩と思索のエッセイ』金星堂 月詠庵
アンデルセン『絵のない絵本』愛蔵版 松村真依子・絵 大畑末吉・訳 岩波書店
矢崎源久郎・訳 新潮文庫
川崎芳隆・訳 角川文庫
ヒュー・ロフティング『ドリトル先生と月からの使い』岩波書店
カルヴィーノ「月の距離」『ちくま文学の森 とっておきの話』筑摩書房
月詠庵
石牟礼道子『十六夜橋』ちくま文庫
石牟礼道子『天湖』毎日新聞社 月詠庵
伊与原新 『月まで三キロ』 新潮社 月詠庵
安東次男 編 『日本の名随筆58 月』 作品社 月詠庵 嶽林寺
尾崎紅葉『金色夜叉』 森敦 『月山』
泉鏡花『月夜遊女』『由縁の女』
萩原朔太郎『月に吠える』『悲しい月夜』
樋口一葉『十三夜』『月の夜』
宮沢賢治/牧野信一/犬養健/吉田一穂/小熊秀雄
新美南吉『お月さまを』/小川未明『月夜と眼鏡』
中原中也/佐藤春夫/北原白秋/高村光太郎
ボードレール
万葉集
古事記/日本書紀
古今和歌集/新古今和歌集
竹取物語
源氏物語
枕草子/平家物語/今昔物語、 定家「明月記」
雨月物語/蜻蛉日記/更級日記/宇治拾遺物語/土佐日記
南総里見八犬伝
姥捨/竹生島
西行/空海/道元/良寛
芭蕉/蕪村/子規/牧水/山頭火
居待月
4、月の絵本
小さいとき、ひとりでトイレに行くのはとても怖いものでした。
そんな夜の世界も、現代の暮らしではとても想像しにくいことです。それでもふと空を見あげてお月さまの存在に気がつくと、今もそこには、はてしない不思議空間が広がっていることに気づかされます。
春待月
栗名月
雪待月
三日月
満月
幻月
十日夜
大枝史郎・文 佐藤みき・絵 『月の満ちかけ絵本』あすなろ書房
cornett
エリック・カール 『パパ、お月さまとって!』偕成社
cornett
カワチ・レン『おつきさまのともだち』学研プラス
カワチ・レン『おつきさまのおさんぽ』学研プラス
マーガレット・ワイズ・ブラウマン『おやすみなさいおつきさま』評論社
cornett
片山令子・文 片山健・絵『おつきさま こっちむいて』福音館
cornett
富安陽子・作 二俣英五郎・絵『つきよのかっせん』福音館書店
かさいまり・文 黒井健・絵『つきのよるのものがたり』チャイルド本社
内田麟太郎・文 山本孝・絵『たぬきのおつきみ』岩崎書店
cornett
木曽秀夫 作・絵 『うそ・つき』フレーベル館
小川育 『ついてくる』教育画劇
のむらうこ『まんげつのよるのピクニック』みらいパブリッシング
山形明美、大畑俊夫『どこ? つきよの ばんの さがしもの』講談社
フィリス・ルートス文 エド・ヤング絵 野中しき厄
『つきのひかりのとらとーら』福武書店
なかむらひろし・作 つだろとう・絵『わらでっぽうとよるのみち』
嶽林寺 cornett
宮沢賢治 『月夜のでんしんばしら』『月夜のけだもの』
嶽林寺 cornett
5、暦・建築・民俗
世界中どの文明でも、古来「こよみ」は月の満ち欠けこそが基準でした。
かたや太陽歴には、1年が365日であること以外、ひと月が30日、31日、あるいは28日であることに、なんの科学的根拠もありません。
自然界はそもそも割り切れないもの。そんな世界に生命の時間感覚を呼び覚ます「月暦」には、はかりしれない価値があります。
寝待月
芋名月
残月
上弦の月
雨月
田毎の月
宮元健次『月と日本建築 桂離宮から月を観る』光文社新書
月詠庵 嶽林寺
宮元健次編『月と日本建築』INAX出版
嶽林寺
ロジャー・イーカーチ『失われた夜の歴史』インターシフト
月詠庵
冲方 丁『天地明察』角川書店
岡田芳朗「明治改暦の原因と問題点」『別冊歴史読本31』新人物往来社
宮本常一『民間暦』未来社 講談社学術文庫 月詠庵
川口孫治郎『自然暦』八坂書房 月詠庵
三田村鳶魚編『江戸年中行事』中公文庫
内山節 『いのちの場所』岩波書店 2015
月詠庵
〒379-1314
群馬県 利根郡みなかみ町 下津1958-1
電話 0278-62-0222
営業時間
夏期:8:00〜18:00
冬期:9:00〜18:00(土日祝日除く)
定休日:火曜日
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テーマ ライブラリー
曹洞宗 大峰山長慶院 嶽林寺
〒379-1313
群馬県利根郡みなかみ町月夜野1697
電話 0278-62-6455
月のテーマライブラリー協力寺
月にまつわる様々なテーマの本を閲覧することができます。
「指月会」「日本100名月」など、月にまつわる数々のイベントにも関わるお寺。日中仏教文化交流を始め、神仏習合など幅広い活動や研究領域をもつご住職は、常に新しいことにチャレンジされてます。
ワンポイント ライブラリー
月夜野温泉 みねの湯 つきよの館
〒379-1305 群馬県利根郡みなかみ町後閑1739-1
電話:0278-62-1207 FAX:0278-62-1302
Mail info@minenoyu.com
三峰山麓に見える白い塔のようなもの、それが何であるのかは地元でも意外と知られていません。
太平洋戦争終了直後に起きたスマラン事件を後世に伝えるべく、その犠牲者を追悼するために建てられた慰霊碑です。
事件の詳細は、都筑理著『嗚呼スマランの灯は消えて』という本でのみ知ることができますが、この本は慰霊塔そばのみねの湯つきよの館でのみ購入(在庫僅か)することができます。女将さんに会えれば、詳しい話を聞くこともできます。
和洋レストラン 竹
〒379-1313 群馬県 利根郡みなかみ町 後閑 693-7
電話 0278-62-2229
営業時間 11:00~14:30、17:00~20:00
定休日:月曜夜と火曜日
土田世紀「同じ月を見ている」(小学館)
幼い頃から絵を描くのが好きで、人の心の中に浮かんでいることを絵にできる不思議な少年が、一本の鉛筆を手に少年院から脱走する。数えきれないほどの不幸を背負いながらも、全身全霊で真実の愛を貫き通す男・ドンが見せる、切ないほどたくましい青春像!全7巻のこの素晴らしいマンガを読むために、ぜひ美味しいランチを食べにお店に通ってみてください。
ワンポイント ライブラリー
月詠庵
MINAKAMI まちライブラリーネットワークは、母体である「月夜野百景」の「月夜のまちライブラリー」をきっかけに2014年より始まりました。
その後、地域の各地に埋もれた本をそれぞれにふさわしい人と場所で活用しようと、「月詠庵」にある約1万冊の個人蔵書をより適切な所へ寄贈して行くことを手始めに、幅広いネットワークづくりをすすめてきました。2021年に「谷川岳山岳資料館」などの民間ライブラリーとの連携などを契機にして、まだシステム上の未解決な問題をかかえておりますが、ようやく本格的なネットワークづくりをすすめていくようになりました。
企画
月夜のタヌキ会議 ・みなかみアーカイブ準備室