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月に照らされて甦る里 〜月夜野〜

月夜野の誇る観月空間

なぜ月夜野では、月が大きく美しく見えるのか

月夜野ゆかりの三十六歌仙の二人

〜 ものがたり 〜

物語のいでき始めの祖(おや)

月が「暮らしと時間」を取りもどす

月と仄かな明かりが、夜の暮らしと時間を取り戻す

太陽に押しやられた月の復権

力ずくの太陽(アマテラス)に

月が押しやられた歴史

〜 暦 〜

地球生命の誕生と再生をつかさどる月

地球生命の誕生と再生をつかさどる月
月が「景観」を取りもどす

月がまちの「景観」を取り戻す

 「月夜野百景」は、観月スポットを紹介したからといって、必ずしもそこに観光スポットとしての土地整備を提案しようということではありません。

 ここに紹介した観月スポットが魅力的な場所であるのは、多くが私有地としてそこで田畑を管理している人たちの日々の暮らしがあってこその世界です。 さらには、場所は公表できませんが、あるところはキツネの家族の生活空間であり、またどの場所をとってもその他たくさんの先住動物たちにとってはかけがえのない生活空間なのです。

 たしかに多くは田畑を荒らす「害獣」として見えるかもしれませんが、彼らも常に人間との距離をはかりながらそこに生きてるのです。

 もちろん、それらの暮らしを守るための環境整備はしなければなりませんが、人とあらゆる生き物のバランスのとれた環境こそが、なによりも美しい景観を約束するものであると私たちは考えます。

 これら観月スポットを訪れる時は、そうした先人の場所(月のバックグラウンド)にお邪魔させていただくということにも十分気を配っていただければ幸いです。

 まさにそうした豊かなバックグラウンドこそが、月の様々な物語を生み出してくれていた主人公たちでもあるのですから。。

だからここは、来る人、住む人、みなカミの里

だからここは住むひと、来るひと、みなカミの里

月夜のタヌキ会議 吹き出し付き-4.jpg

イベント

   祝「日本百名月」登録  みなかみ〈月〉の会結成記念 講演会
  「月に照らされ蘇る里 月夜野」
  521日(土)15時より 参加費:無料
    会場 みなかみ町月夜野農村環境改善センター
    講師 志賀勝先生
イベント

  わたしたちの心に映る景観は、天候に左右されるばかりでなく、どんな時間に、誰と来るか、どんな人と出会うか、またどのような食事をどんなお酒で愉しむかなど、具体的な条件があってこその世界です。
「月夜野百景」が目指すのは、ただ数字を積み重ねるだけの時間(太陽暦)から、生命の循環と再生のなかにある私たち固有の「暮らし」と「時間(月暦)」を、皆さん
とともに取り戻していく活動です。

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