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西行 嘆け.gif
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家持 眉引き.gif
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万葉 山の端.gif
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土屋文明.gif
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月夜野 夜は青い 訂正.gif
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東の 人麻呂.gif
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西行 冬枯れ.gif
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紫式部 百人一首.gif
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家持 たなびく山.gif
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西行 秋の山里.gif
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一茶 名月を.gif
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北川冬彦.gif
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月が啼いたかホトトギス 2
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闇から最初に生まれる色 青3 

より早く

より多く

より遠くを求めなくても

 

この地からみあげるだけで

 

満ちては欠けて

刻々と場所やかたちを

変えながら

 

再生をくりかえす

月とともにある暮らし。

 

それは私たちの

ゆったりとした

ここに今あるもののなかにこそ

 

無限の豊かな世界が

広がっていることを

気づかせてくれます。

 

   月夜野から観る月が美しい理由

 

1、東西に迫る小高い山(三峰山、大峰山、見城山)

2、町明かりを隠す河岸段丘

3、利根川を北上するほどに変化する景観

4、古城跡など複数のすぐれた観月スポット

5、誰もがあこがれる地名、月夜野。

 

 

 夜は、蛍光灯や街路灯で煌煌と照らす明るさよりも、ほのかな明かりで照らす方が「暖かみ」を感じるものです。

 月はそんな夜の時間の豊かさを、私たちに気づかせてくれます。

 

 日々その満ち欠けだけでなく、刻々と位置を変えていく月の姿は、古来多くの人びとに自らの「心の映し鏡」として語られ続けてきました。

 

 そのような月の姿を通じて表現される繊細な心は、世界の文化と比較しても、日本文化の際立った特徴でもあります。

 

 今、蛍光灯や街路灯の明かり、家の中ではテレビに支配された夜の時間を、私たち自身のかけがえの無い時として取り戻すためにも、月を柱にした文化を見直すことには、計り知れない価値があります。

 

 また、星空は空気の澄んだ山の上のような環境でないと、その真の魅力になかなかひたれませんが、お月様は、必ずしも高山に登らなくても、また快晴でなくても、さらには夜に限らず昼間でも、日常空間のなかにたくさんの楽しみ方があることも大きな特徴です。

 

 私たちの住むこの町は、こうした月のすべての要素を活かす最良の条件をそなえた町であることを多くの人に理解していただき、皆さんと一緒に魅力あふれる月の文化を伝え育てていけたらと思います。

 

月が大きく見えるのは錯覚?

 

 よくスーパームーンの時や山にかかる月などは、いつもの月より大きいと言われますが、科学者からすると、それはあくまでも目の錯覚で現実にはありえないときっぱり言われます。

 月と地球との距離は、一定ではなく現実に近くなるときはあるのですが、接近したことが視覚的に大きく見えるほどの変化ではないとのことです。

 でも、山や建物など地上の構造物の近くで見える月が、天空に見えるときよりも大きく見えるというのは、錯覚には違いありませんが、現象としては事実です。

 よって、間近に迫る三峰山越しに月が出る月夜野町は、いつも大きい月を見ることが出来るのです。

 事実、三峰山山頂の高さ10mの松の木よりも、その上の月は、はるかにデカイ!

月の満ち欠けの観察

月のお役立ちリンク

©Google

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 「月夜野百景」は、観月スポットを紹介したからといって、必ずしもそこに観光スポットとしての土地整備を提案しようということではありません。

 ここに紹介した観月スポットが魅力的な場所であるのは、多くが私有地としてそこで田畑を管理している人たちの暮らしがあってこその世界です。

 さらには、場所は公表できませんが、あるところはキツネの家族の生活空間であり、またどの場所をとってもその他たくさんの先住動物たちにとってはかけがえのない生活空間なのです。たしかに多くは田畑を荒らす「害獣」として見えるかもしれませんが、彼らも常に人間との距離をはかりながらそこに生きています。もちろん、それらの暮らしを守るための環境整備はしなければなりませんが、人とあらゆる生き物のバランスのとれた環境こそが、なによりも美しい景観を約束するものであると私たちは考えます。

 これら観月スポットを訪れる時は、そうした先人の場所(月のバックグラウンド)にお邪魔させていただくということにも十分気を配っていただければ幸いです。まさにそうした豊かなバックグラウンドこそが、月の様々な物語を生み出してくれていた主人公たちでもあるのですから。

【注】  マークは、外部リンクになります。

【企画】「月夜野百景」・月夜のタヌキ会議

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  わたしたちの心に映る景観は、天候に左右されるばかりでなく、どんな時間に、誰と来るか、どんな人と出会うか、またどのような食事をどんなお酒で愉しむかなど、具体的な条件があってこその世界です。
「月夜野百景」が目指すのは、ただ数字を積み重ねるだけの時間(太陽暦)から、生命の循環と再生のなかにある私たち固有の「暮らし」と「時間(月暦)」を、皆さん
とともに取り戻していく活動です。

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